漫画メモ

▼2019/8/30

最近は二次創作で漫画を描いていました。
私は漫画が描けないのですが、ストーリーを伝えられる媒体がゲーム以外にもほしかったので、
気楽に描く方法を考えていました。
漫画は洗練されていてとても難しい媒体ですが、
とりあえず漫画もどきぐらいの物を描くための自分なりのメモです。

コマ割り

どれだけコマを入れていいのかわからなかったのですが、
場面によるけれど、1ページ5・6個ぐらいでいい気がします。
縦は3分割・横は2分割ぐらいがコマが小さくならずに見やすいのかなと思いました。

今まで斜めのコマのほうがいいのか、どう使ったらいいのか、と悩んでいましたが、
最後まで描いてみると、無理に使わないで基本は四角にした方が見やすくて描きやすいとわかりました。
演出として、ここは斜めのコマの方が合う!というのがわかるようになったら、使ってみたいです。

効果的なネームを考えられるレベルではないので、コマ割りが思いつかないことが多いですが、
そういうときは、とりあえず縦長にコマを並べて、
Tumblrなどに投稿(非公開)したりして後からタブレットで眺めていると、頭の中でコマを切り貼りして整理できるので良いです。

でも縦長のままでも十分伝わってくれるので、そのまま清書するのでもいいと思います。

ふきだし

日本の漫画は右上から始まって左下へ流れるので、それを守っていればそう変なことにはならないように思います。

真四角のコマの場合というのを考えたのですが、
それぞれ角にふきだしがあった場合、個人の感覚では右上→左上より、右上→右下への優先順位が高いように感じます。
でもそれはおそらく、縦書きの文章だと縦長のふきだしになりやすく、
ふきだしの間隔がせまくなって近くなるから、視線が移りやすいだけなのかもしれません。
なのでこの場合は、順番が関係ない内容じゃないとややこしくなるかもしれないな、と思いました。

黒いふきだしに白抜きの文字は、普通のふきだしより印象が強いので、
ツッコミとか重要な台詞に合って良いと思います。

くっついたふきだしは順番がわかりやすいので、
次に読んでほしい台詞を入れて、コマをまたいで使ったりすると流れが作りやすくなる気がします。
くっついてはいるんですが、2つのふきだしなので、
ふきだしの間に時間の流れというか、息継ぎみたいな余白が感じられて、個人的に好きです。

今まで手書きの文字だったり、フリーハンドで枠線を描いていたのですが、
テキストツールや直線ツールを使うと、やっぱり断然読みやすくなりました。
なにより、漫画っぽい形になるので描いていて楽しいです。


漫画を描くのは苦手ですが、ストーリーが伝わりやすく、絵による場面の構図や演出が好きな媒体です。
投稿して感じたことですが、情報量が多くてストーリー性がわかりやすいからなのか、一枚絵より楽しんで見てくれる人が多いように思いました。
描いた漫画の出来は未熟なものですが、思ったより伝わってくれたり、技術の稚拙さに目をつぶって読んでもらえたりするので、
ひとまずは描ききることを優先して、気楽に描くのがいいなと思いました。